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東北支援フライト Vol. 3
代表の伴野です。

弊社所有ヘリコプターによる東北大震災支援活動を行なってきました。
今回のボランティアフライトはこれで3回目になります。

1回目は、参加したヘリの全てが水や食料、生活物資などの空輸でした。

2回目は、ドクター、ナースなどのの被災地への移動支援と、
被災地の子供たちのメンタルケアとして楽しんで参加してもらうイベント開催の応援。
また、ツタヤさんとのタイアップでDVDなどのリクレーション機器の設置支援と空輸。

そして、今回の3回目は、引き続きドクター、ナースの移動支援を続けながら、
新たな活動として、盲導犬による「ドックセラピー」の移動支援が加わりました。

大地震の発生から3カ月以上経過してきますと、
様々な精神的障害に悩まされている方々が多いと聞きます。
特に震災直後から現地で過酷な活動を続けている自衛隊の皆さんは
肉体的な疲労もさることながら、精神的にも相当なダメージを受けていることでしょう。
犠牲者の捜索やご遺体の搬送など、いくら仕事とはいえ、
想像を絶するストレスが蓄積されているはずです。

そんな隊員の方々に、少しでもメンタル面での心の癒しに役立って頂きたいと
盲導犬の育成をしている「財団法人 アイメイト協会」からも
2頭のラブラドールとお二人のハンドラーがドックセラピーに参加して頂きました。

岐阜、群馬、焼津、清水の各方面からの合計4機のヘリが、
ドクター、ナース、ドックセラピーのメンバー達と待ち合わせの為、
東京ヘリポートに集結しました。
各メンバーがそれぞれのヘリに乗り込み、沢山の機材を搭載し、全機燃料満タン、
福島市のふくしまスカイパーク飛行場に向って同時に離陸しました。
今回は4機のフォーメーションフライトです。



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↑ 高度5000フィート上空にて記念写真。
  私のヘリの後席にはアイメイト協会のハンドラー横山さんと、一歳半の女の子のワンちゃん。
  前席左側には東京ヘリポートから教官パイロットの西守さんが乗ってくれました。
  
  ワンちゃんも、もちろん初めてヘリに乗るそうで、最初は緊張しているようでしたが、
  しばらくするとだいぶ慣れてきたようです。
  でも、犬の耳は人間よりもデリケートで、飛行高度の上昇、下降はゆっくりとしないと
  急激な気圧変化で耳に負担が掛かかってしまいます。
  1分間に500フィート以内の上昇、下降率を守るように慎重に操縦しました。

P1070268.jpg

↑ ふくしまスカイパークに無事着陸。
  ワンちゃん、ずっと静かに頑張りました。
  さすが盲導犬として訓練されています。

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↑ すぐに燃料を補給し、仙台空港に。
  着陸に向け、ファイナルアプローチです。
  写真中央が滑走路です。

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↑ エアラインの旅客機が停まるスポットに駐機の指示を頂きました。
  大型のジェット機だとこのくらい間隔を空けないと、翼が当たってしまいますが、
  小型ヘリではちょっとスペースが空き過ぎで、申し訳ない気がします。
  

P1070284.jpg

↑ ↓ 陸上自衛隊、東北方面総監部の幕僚長さんにご挨拶させて頂きました。


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↑ 仙台空港を離陸し、次の予定の宮城県石巻市にある総合運動公園に向います。
  手前の川が旧北上川、写真左側が石巻専修大、中央付近に着陸地点の
  石巻市総合運動公園があります。

P1070317.jpg

↑ 写真中央より左側の楕円型の緑色の芝生部分が着陸ポイントです。
  総合運動公園の野球場からサッカー場などの全ての敷地が
  臨時の自衛隊活動基地になっています。

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↑ ↓ 着陸すると、隊員の皆さんがお出迎え下さり、その後は皆さん順番に
    ワンちゃんとの触れ合いを楽しんでくれています。
    隊員の方々の満面の笑みを見ていると、改めてドックセラピーの効果を実感します。

    隊員の皆さんの仕事の邪魔にならないように気を付けながら、
    各部隊ごとに2日間ゆっくり時間を掛けて廻らせて頂きました。

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↑ およそ1000人の隊員の方がこの運動公園内のテントでずっと宿泊されています。
  
  

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↑ 私です。

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↑ 自衛隊のヘリ、「UH−1」が頻繁に離着陸しています。
  このUH−1は迫力抜群で、個人的に大好きな機体です。


P1070313.jpg

↑ 石巻港。空から見る限り、復興はあまり進んでいない様子です。
  前回見たときと同様に、大きなタンカーも陸地にまだ上がったままです。

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↑ ふくしまスカイパーク。ミッションを終え、着陸体制に入るところです。

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↑ 全てのミッションを終え、東京ヘリポートに帰ります。
  遠くに見えるのは「東京スカイツリー」。


6月14日(火)の早朝に清水区から離陸し、
6月17日(金)に清水区に着陸するまでの4日間、
無事に事故もなく活動できました。
今回の活動にご協力頂いた方々に感謝申し上げます。







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↑ 自衛隊内部の広報誌です。
  私たちの活動を記事に載せて下さいました。

↓ 広報誌の左下の写真の拡大です。
  弊社のヘリ「JA44HP」をバックに記念撮影をした時の写真です。
  中央の空色のシャツが私です。 
 
  その下の3枚も同じく広報誌の拡大です。

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隊員の皆さんに「癒された」と言って頂けたことが、何よりのご褒美です。
自衛隊の皆さん、今まで過酷な災害復興活動ありがとうございました。
また、これからも頑張ってください。




報道番組などでの発表によりますと、東北大震災後の支援ボランティアの参加人数は、
阪神大震災の時の支援ボランティアの数と比較すると、桁違いに少ないそうです。
震災規模が遥かに大きい割にボランティアが少ない訳は、
阪神の時は大阪や京都などの人口の多い都市が近くにあったのに対し、
東北の場合はそのような都市がなかったことが原因だそうです。
阪神の場合は被災地の周辺から日帰りでボランティアに参加できる為、
食事や宿泊の心配がなく、移動も容易だったのに対し、
東北の場合は移動が困難で、日帰りで参加できない事が最大の原因のようです。

その「移動」というハードルを下げることによって、ドクターやナース、
セラピードックやハンドラーを始め、被災地にとって価値のあるスペシャリストたちが
被災地で活躍できることになります。

東北の被災地の方々に果たして自分がどんなお手伝いなら出来るのか。
その「移動」の負担を軽減する後方支援が今の私にできる最適な活動だと考えます。
これからも引き続き、後方支援を続けさせて頂きたいと思っています。